Res5 引用 |
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不自然な死って感じではなかったですよね… あれによって今のキナイは絵の裏の祖父の手紙を発見し、 祖父の想いを知ったわけで、祖父も救われた事でしょう。
それに今のキナイがロミアを助けたところでロミアが 彼を好きになるでしょうか? 祖父のキナイの死によって人魚と人の寿命の違いを失念していた事に ロミアは気づいたわけで。 今のキナイが恋した所でいつかは彼女に祖父の死を伝えねば 彼の恋は進みようがなく、教えれば悲しみと種の寿命差に ロミアは再び気づく。そしたら再び彼の墓に行って泡となり いつか同じ種として再び出会う事を望み大樹の元に召されるのでは?
この展開はスタッフの浅慮な感じがしますね。 もしかしたらロミアもクリアー前の記憶をどこかで引き継ぎ、 今のキナイを見ていく事で祖父のキナイとの別れを受け入れ、 次に生きるかもしれないけど、今のキナイを助けに 村の人間はすぐにでもロミアの浜に向かう気満々なわけで キナイと二人で関係を築く時間はとてもなさそうでしたよね… 村人にロミアが見つかって騒動になるのしか想像できない。 キナイが庇ってロミアは逃げるか、酷いタイミングで 愛したキナイの死を誰かの口から告げられるとか良い方向に動くのは 相当確立低そう…
それにクリアー前の生存ルートも後味良くなかったですよ。 マルティナは嘘ついたのも悪いとは言えないと擁護したけど ベロニカとかは一生あそこにロミアは縛り付けられたままなの? という感じでしたから…霧の中消えていくのも悲しかったですよ。
死亡ルートだとロウが命の大樹の元に再び出会う事を願うと 彼らの再会を案じて終わるから、 アレはアレで再会を予見させて良かったのだと思う。 女王の人と人魚の恋の成就にはまだまだ越えねばならないハードルが いくつもあると言っていたし、それは寿命も指しているのでしょう。 彼女らにとって人の命は一晩の夜空の星くらいに短いはず。 今のキナイと恋に落ちてもロミアにとっては束の間の愛でしょう。
もし反対にロミアが人間として生きた場合に寿命も人と同じになるなら 幸せの可能性もありますが漁村で海に近づかないのは難しいですよね。 それこそキナイが村を捨て、どこか内陸にロミアを連れて行かない限り。 ちなみにキナイの母は人魚関係で苛められ村八分を味わってるから ロミアを認めるのは難しいし、そうなると息子と分かれる事になりますね… キナイの母も人魚伝説に振り回されて終わってしまう… |